解説

20 トリートメントの髪なじみを上げた
シンプルな設計手法

使用感や仕上がりが変わらない中でも、使い続けるほどに使う人の肌や髪の悩みに寄り添うようにリニューアルされた5種類のRe:>>> Basic Lineシャンプー&トリートメント。もちろん使い勝手が良くなるように、シャンプーだけではなくトリートメント処方もアップグレードされています。それは“髪なじみ”――いわゆる浸透力と保護効果にありました。その秘密を見ていきましょう。

トリートメントの浸透力

トリートメントは、髪を補修・保護することで、外的要因から髪を守り、傷みにくい髪をつくります。また、ドライ後の手触りや指通りを良くする働きもあります。それらの効果を発揮する根幹を担うのが髪への内部補修。髪はダメージが進むとキューティクルの損傷からコルテックス部の空洞化が進みますが、表面をケアするだけではなく内側までしっかりとトリートメントを浸透させることができれば、毛髪内部のダメージを確実に補修することができます。トリートメントのケア効果を上げるために、5種類のRe:>>> Basic Lineトリートメントでは「いかにトリートメントの浸透性を高めるか」がカギでした。

旧処方よりも粒子が整い、
髪なじみの良いトリートメントに

リ:トリートメントをスライドガラスに載せ、光学顕微鏡を用いて倍率100でそれぞれ撮影を行いました。

Re:>>>はサロンワーク・ホームケア問わず長年多くの人々にご愛用いただいているアイテム。そのためシャンプーだけではなくトリートメントでも、大きく使用感を変えるわけにはいきませんでした。そこで2022年のリニューアルでは、仕上がりや使用感はそのままに、髪への“なじみ感”を重視し、トリートメントの製法を一から見直しています。
Re:>>> Basic Lineのトリートメントを顕微鏡で確認すると、従来処方に比べてリニューアル処方は粒子が整っていることが分かります。トリートメントの粒子が揃うことで、塗布時のムラづきが軽減され、髪に均一になじませやすくなるのです。

保護効果①:DCP処方
保護だけではなく補修成分の浸透性を高める効果

※イメージ

トリートメントに欠かすことができない保護効果。旧処方から配合しているDCP(デリバリーコントロールプロテクト)を配合しています。この成分、実は保護効果だけではなく、補修成分などの浸透性にも関与しています。DCPは毛髪に密着する部分だけでなく毛髪補修成分を蓄える部分があり、それらが交互に並ぶメッシュ構造で髪へ付着します。メッシュ構造で残留性も少なく、補修成分の浸透を手助けすることができるため、うるおいや補修成分を保持しながらも髪へと浸透をさせます。
※ (PPG-12/SMDI)コポリマー

保護効果②:ポリューションバリア
目に見えないエアポリューションから髪を保護する

※イメージ

トリートメントに新たに備わったケア効果「ポリューションバリア」。エアポリューションとは花粉・PM2.5・大気汚染物質などを指し、エアポリューションが髪に付着すると、タンパク質の分解や毛髪表面剥離など、キューティクルのリフトアップの原因にもつながるといわれています。リニューアルした5種類のRe:>>> Basic Lineトリートメントには、ポリューションバリアを配合。海藻性由来のポリューションバリアが目に見えない外的刺激から髪を保護。毛髪上にグルコース由来のエキスがバリア膜をつくり、花粉やほこりなど空気中の微粒子から髪を守ります。
※フルセラリアルムブリカリスエキス(毛髪保護)

トリートメントのポイント

1_トリートメントは浸透力がUP
 使い続けることで髪のケア効果を感じやすく

2_エアポリューション(花粉・PM2.5・大気汚染物質など)への保護効果で
 目に見えないダメージ要因から髪を守ります


使用感はそのままに、新たなケア効果がプラスされた新しいRe:>>>Basic Lineの5種類のトリートメント。ぜひご体感ください。

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