解説

26 センシティブな肌にやさしさを
シンプルに必要なケアとは

季節の変わり目に気になる肌荒れやかゆみ。加齢に伴い肌のちょっとした変化が気になる方は、年々増えているともいわれています。そんなセンシティブな肌では一体何が起きているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

  1. 敏感肌を自覚する女性は増えている
  2. 「すこやかな肌」と「敏感な肌」の違うところ
    ①すこやかな肌
    ②敏感な肌
  3. 肌バリア機能にアプローチし、
    センシティブな肌にやさしさを与える「Natural」

敏感肌を自覚する女性は増えている

以前、こちらの記事の調査結果でご紹介のとおり、常に肌刺激を感じる女性や生活環境の影響を受けて定期的にまたは一時的に肌がゆらぐ女性は61%ほどと、敏感肌を自覚している方が多いことが分かっています。一般市場でも、一昔前に比べて敏感肌向け製品が増えてきたことに気付く方も多いのではないでしょうか。2020年以降のコロナ禍ではマスクの着用時間が増えるにつれ、敏感肌への関心も高まりましたが、実際に敏感肌を自覚する女性のうち47%が「この数年で肌刺激が増えた*」と答える結果となりました。それでは刺激を感じやすい「敏感な肌」では一体何が起きているのでしょうか。
*2021年自社調査による

「すこやかな肌」と「敏感な肌」の違うところ

肌は本来、外界からの異物や刺激から体内を守る保護機能(バリア機能)を持ちます。肌の角質層は約0.02㎜の非常に薄い層で、角層細胞とその角層細胞同士をつなぎとめる細胞間脂質があります。また、角層細胞の中には天然保湿因子(NMF)と呼ばれる肌にうるおいを留める成分が存在しています。実はこの細胞間脂質天然保湿因子(NMF)の2つが、「すこやかな肌」には欠かせない存在であり、「すこやかな肌」と「敏感な肌」では、この2つの存在量が異なることが分かっています。

すこやかな肌

細胞間脂質や天然保湿因子が充分に存在し、肌のうるおいが保たれ、バリア機能が正常に働きます。

天然保湿因子(NMF)
角層細胞内の親水性の吸湿物質。うるおいを保つ重要な働きをします。

細胞間脂質(セラミドなど)
角層細胞をつなぎとめる脂質。水層と重なりミルフィーユ状に形成します。


敏感な肌

細胞間脂質や天然保湿因子が少ないことで、角層細胞がぐらつき、肌のバリア機能が弱まり、外部刺激が内部に届きやすい状態になってしまいます。

天然保湿因子(NMF) →減少
NMFが減少した状態では、角層細胞内の水分量も減り、乾燥から肌荒れが起こりやすい状態に。

細胞間脂質(セラミドなど) →減少
細胞間脂質が減った状態では、角層細胞がぐらつき乱れた肌に。外部刺激が入りやすい状態に。

肌バリア機能にアプローチし、
センシティブな肌にやさしさを与える「Natural」

実際に「敏感な肌」を自覚されている方以外にも、次に当てはまる方は肌のバリア機能をサポートし、うるおいを抱え込むケアがおすすめです。

□乾燥して肌がかさつきやすい
□季節の変わり目に肌荒れが気になる
□肌にあまり負担をかけたくない

無香料・無着色、そしてシンプルで研ぎ澄まされたやさしさを持つNaturalシャンプー&トリートメントは、さっぱりとした使用感で、自然体な私らしさを表現するプロダクト。ちょっとした環境の変化や、自分の心と肌を見つめなおすバスタイムのお供に選んでみませんか。

特長をMovieで手軽にチェック

(校正用メモ)5種記事公開されたのち、記事間のリンクを設置いたします

Conceptコンセプト

学び・行動し・美しくなるためのWEBサイト。
髪や肌に関する知識、
ヘアケアアイテムやスキンケアアイテムの
最新の研究情報や季節情報など、
美容に携わる方にとってプラスな情報を
ADJUVANTからお届けします。