髪の美しさを保つには欠かせないカラーリングやパーマ。一方でケミカル施術後のパサつき、髪のダメージなどが気になる方は多いのではないでしょうか?今回はケミカルダメージを受けた髪で起きているダメージについて見ていきます。
- 髪悩みがケミカルダメージの割合は増加傾向! ?
ヘアカラーをしている人は3人に1人以上 - 代表的な3つのケミカルダメージ
①CMCの流出
②18-MEAの損失
③キューティクルの空洞化 - 髪色もスタイルも長く楽しみたいなら
ケミカルダメージから髪を守る「Platinum」でケア
ケミカルダメージの割合は増加傾向! ?
ヘアカラーをしている人は3人に1人以上
ケミカルダメージとは、ヘアカラーやパーマなどで使用する薬剤によって受ける髪へのダメージのことです。サロンか自宅を問わず、ヘアカラーをしている女性の割合は増加の一途をたどっています。繰り返しカラーやパーマを施している髪ほど、強くダメージが加えられていき、髪のすこやかさは失われていきます。それでは、ケミカル処理によって髪にどのようなダメージがあらわれるのでしょうか。代表的なケミカルダメージを3つご紹介します。
代表的な3つのケミカルダメージ
①CMCの流出
CMC層とは毛髪内部の水分保持機能を持つ組織でキューティクル同士、コルテックス細胞同士を接着しています。CMCβ層(油層) とその間に挟まれた CMCδ層(親水層) で構成しています。脂質であるCMCβ層は水分を抱え込んでいるため、髪の水分を保ち栄養分の流出も防いでいますが、ケミカルダメージによりCMCβ層の脂質が流出してしまいます。
代表的な3つのケミカルダメージ
②18-MEAの損失
18-MEAとは毛髪表面のキューティクルの最も外側を覆う脂質です。人では髪のみに存在し、毛髪全体に占める割合は0.1%未満ですが、疎水性で摩擦を抑える性質を持ち、髪にツヤとなめらかな風合いを与えます。アルカリ剤による処理で簡単に失われてしまい、1回のヘアカラー処理で約80%が失われるともいわれています。18-MEAがなくなると髪にツヤがなくなり、絡まりやすく、パサつきなどを感じるようになります。
代表的な3つのケミカルダメージ
③キューティクルの空洞化
キューティクルは多層構造からなり、外側からエピ、エキソ、エンドキューティクルなどがあります。一番外側のエピキューティクルはアルカリ性に強い性質を持ちますが、一番内側のエンドキューティクルはやわらかく膨潤性があり、ケミカルダメージを受けやすい箇所ともいわれています。パーマやカラーにより空洞化が起きることで、髪のもろさ、手触りの悪化の原因となります。
髪色もスタイルも長く楽しみたいなら
ケミカルダメージから髪を守る「Platinum」でケア
カラーやパーマの施術に使用する薬剤による髪へのダメージ、また残留アルカリ剤が問題となり、先ほどご紹介した3つのケミカルダメージが起こります。CMCの流出、キューティクルのボイド(空洞化した細かな穴)、18-MEAの損失などにより、髪はツヤがなくなり、切れ毛、パサつきなどが起きてしまいます。ケミカルダメージは事前の予防と、ケミカル施術後のしっかりとしたケアが大切です。日々のヘアケアでケミカルダメージ対策を始めてみませんか?
▼特長をMovieで手軽にチェック