解説

08 バイタルプロテクトPの効果 作用する仕組み編

髪のボリューム感に悩む多くの人たちに向けて、サロン専売品メーカーとして何か貢献できることはないか――。数年の研究を経て効果を見出した「バイタルプロテクトP」を2回に分けてご紹介します。1回目の今回は、効果を発揮するための作用・プロセスに着目します。

  1. 2つの成長因子を産生促進し、育毛効果を発揮する
  2. 成長因子とは
  3. バイタルプロテクトPが2つの成長因子を産生促進
  4. 活き活きとした頭皮環境へ

2つの成長因子を産生促進し、育毛効果を発揮する

「バイタルプロテクトP」は元々スキンケアの化粧品原料として開発された、2つのペプチドの混合原料です。様々なスクリーニングを経て、化粧品原料の中で皮膚作用だけではなく育毛効果の高い原料であることを解明しました。毛乳頭内の2つの成長因子を産生促進させることで、育毛効果を持つことがわかりました。

成長因子とは

人間の体内において、細胞の増殖、分化を促すタンパク質です。
細胞間の信号物質(シグナル)を発することで、様々な作用を働かせることが分かっています。

バイタルプロテクトPが2つの成長因子を産生促進

バイタルプロテクトPが毛乳頭の2つの成長因子【FGF-7】【VEGF】を産生させ、他の細胞に作用することで育毛を促進させます。

①成長因子:FGF-7を産生促進

毛乳頭細胞内で産生促進される成長因子です。毛乳頭細胞内で産生促進されたFGF-7は毛母細胞の増殖、分裂を促進させる働きがあり、毛髪の成長に大きく関わっている司令塔のような存在です。薄毛部では、このFGF-7が減少していることが分かっています。

②成長因子:VEGFを産生促進

毛乳頭細胞内で産生促進される成長因子です。毛乳頭細胞内で産生促進されたVEGFは、毛包周囲の毛細血管の増殖や新生を促進する働きがあります。血流が良くなることで、栄養が供給され毛乳頭および毛母細胞が活性化されます。

活き活きとした頭皮環境へ

毛母細胞を増殖・分裂を促進させ、毛細血管を拡張することで育毛を促進するバイタルプロテクトP。力強い(バイタル)髪を育み、未来の髪を守る(プロテクト)ためのペプチド(P)成分として、わたしたちは「バイタルプロテクトP」と呼んでいます。

バイタルプロテクトPが髪を育むメカニズム

●成長因子【FGF-7】が毛母細胞の増殖・分裂を促進することで育毛を促進する

●成長因子【VEGF】が毛包周囲の毛細血管を拡張することで育毛を促進する

→2つの効果で髪を力強く育み、未来の髪を守る

※パルミトイルジペプチド-5ジアミノブチロイルヒドロキシトレオニン、パルミトイルジペプチド-5ジアミノヒドロキシ酪酸

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